椎名町にあるトキワ荘通りを訪れました。
この通りにあったトキワ荘というアパートは、1952-1982年にかけて存在し、
手塚治虫、藤子不二雄A、藤子・F・不二雄、赤塚不二夫など著名な漫画家たちが住んでいました。
今では取り壊されてしまいましたが、モニュメントがあります。
(トキワ荘跡地)
木造二階建て、4畳半の部屋で、当時の家賃は3000円(今でいえば3万円)だったそうです。
(南長崎花咲公園にある記念碑)
藤子不二雄Aさんの「まんが道」という自伝的漫画には、このトキワ荘での暮らしが描かれています。
若手漫画家達が集い、切磋琢磨していく姿には感動します!
(まんが道)
「松葉」というラーメン屋さんは、「まんが道」に度々登場する、トキワ荘の漫画家たちが通っていたお店ですが、今なお健在で、当時の味を楽しめます!
昔ながらの醤油ラーメンといった感じでとても美味しかったです。
店内には、沢山の漫画家のサインがあり、
直筆の「笑ゥせぇるすまん」の絵には感激しました!!
近くには赤塚不二夫さんが借りていた「紫雲荘」というアパートもあります。
昭和の古い町並みが残っており、バカボンのパパが歩いてきそうです。
そして、「トキワ荘お休み処」では、漫画家たちの年表や私物、当時のお部屋の再現があったり、トキワ荘に関連した漫画を楽しめます。
(寺田ヒロオさんの部屋の再現)
藤子・F・不二雄さんと藤子不二雄Aさんの作品(特にドラえもん、オバQ、ブラックユーモアやSFの短編集)が好きな自分にとって、トキワ荘通り訪問はとても感慨深いものとなりました。
その晩、思い立って、映画「ドラえもんSTAND BY ME」を観ました!
「帰ってきたドラえもん」、「のび太の結婚前夜」などの有名なエピソードを詰め合わせた内容でしたが、
何度観ても読んでも感動してしまいます。
次回は、藤子・F・不二雄ミュージアムに行きたいなと思います。